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2017年は「仮想通貨元年」と呼ばれ、ビットコインをはじめとする多くの仮想通貨に注目が集まった。2017年の年始には1BTCあたり10万円程度だったが、年末にはその約20倍、200万円を超えることもあった。

ビットコインを支えているのは「ブロックチェーン」という技術だ。本記事では詳細な記述は省くが、これはインターネットの歴史上、最大の発明であるという声も多い。この技術を利用して、現在ではさまざまな仮想通貨が生まれている。

歯科 × ブロックチェーン、Dentacoin(デンタコイン)

歯科医療の分野も、この潮流の蚊帳の外ではない。歯科医療に特化した仮想通貨が誕生している。その名も『Dentacoin(デンタコイン)』。名前を見てわかるように、歯科を意味する「Dent」と、硬貨を意味する「Coin」をかけ合わせている。

プロモーション動画があるので、まずはこちらで雰囲気を感じてもらいたい。

患者・歯科医師が共通のコミュニティに

Dentacoinの最大の特徴は、そのコミュニティにある。Dentacoinは、歯科医療従事者だけのものではない。ましてや、投資家だけのものでもない。それは同時に、患者のものでもあるのだ。患者は、Dentacoinのコミュニティを介して、歯科医療業界の発展プロセスに参加することになる。

歯科治療をした患者は、Dentacoinで支払いを済ませ、コミュニティに歯科医院の治療内容や接遇、料金などについてのレビューを書く。レビューを投稿した患者ユーザーにはDentacoinが付与され、それを次回の治療費の一部に回す。

コミュニティに投稿されたこれらのレビューは、歯科医師へのフィードバックになるだけでなく、同じ歯科疾患を抱える患者コミュニティという役割にもなる。これらのレビューは、ブロックチェーン技術を応用しているため、匿名性も保たれており、改ざんすることも事実上不可能だ。

ブロックチェーンは歯科医療にも革命を起こす

Dentacoinは、ブロックチェーンの技術を用いて世界中の歯科医療をより良くすることをビジョンとしている。今回の記事でご紹介した機能は、Dentacoinプロジェクトが描いているロードマップのごく一部に過ぎない。

歯科業界には、世界的にも多くの問題が山積している。すべてのライフステージに寄り添う歯科医療の実現、治療から予防へのパラダイムシフトなど、日夜さまざまなトピックが議論されている。

これらの歯科医療が、非常に安い費用で、Dentacoinで支払いが可能になる未来は、そう遠くないかもしれない。

そんな未来を実現するのはDentacoinではないかもしれないが、ブロックチェーンの技術が歯科医療業界にインパクトを与えるのは、時間の問題だ。

参考サイト

  1. Dentacoin 公式サイト(https://dentacoin.com/
  2. Dentacoin: The Blockchain Solution for the Global Dental Industry WHITEPAPER v.1.9

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