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FacebookやTwitter、Instagramなどに代表されるSNSは、近年急激な成長を見せています。若者から大人まで、多くの人びとがSNSアカウントを持っている時代では、ソーシャルメディアを企業のマーケティングに活用しようという動きが盛んです。

この連載では全5回にわたり「歯科医院経営の必須ツール:SNSマーケティング入門」と題して、集患だけでなく、患者さんとより良い信頼関係を築く上で有効なSNSの活用方法について、解説していきたいと思います。

ソーシャルメディア・SNSとは?

そもそも、「ソーシャルメディア」という用語が漠然としている読者の方もいらっしゃるかもしれません。まずは用語から整理していきましょう。

ソーシャルメディアとは「誰もが参加できる広範囲な情報発信技術を用いて、社会的相互性を通じて広がっていくように設計されたメディア」です。SNSも「人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティ型の会員制のサービス」と説明されています(Wikipedia)。

つまりソーシャルメディアやSNSとは、ざっくり言うと「オンライン上で人と人がつながるメディア」のこと。本連載では、これらを総称して「SNS」という用語で統一します。

日本で使われているSNSの種類

現在、日本で主に使われているSNSはいくつかあります。FacebookやTwitter、Instagramの3つのSNSが、抜きん出て使っているユーザーが多いとされています。まず、それぞれのSNSの特徴と、どれくらいのユーザーが使っているのかを概観してみましょう。

Facebook(フェイスブック)

Facebookの月間アクティブユーザー、つまり月に1度はFacebookを訪れるユーザーの人数は、2800万人です。ちなみに全世界でFacebookの月間アクティブユーザー数は20億人と言われており、現時点で世界で最も巨大なSNSです。実名での登録を前提としており、日々の仕事や生活における人間関係を、そのままオンラインに移したようなイメージです。

ムダ知識ですが、Facebook創業者であるマーク・ザッカーバーグの父親は、ニューヨーク郊外で歯科医院を開業している歯科医師です。

Twitter

Twitterは、140文字以内の短文を投稿してコミュニケーションが取れるSNS。月間アクティブユーザーは4500万人で、若者のユーザーが多いとされています。Facebookのように登録に実名がいらないため、ペンネームでも気軽に利用できます。

歯科医院もTwitterアカウントを開設しているところが多いですが、ただ闇雲にTwitterを始めてもほとんど誰にも見られないことが多いため、しっかりと歯科医院としての個性を出していくことが運用において重要になります。本連載では、そういった運用のうえでのコツもご紹介していきたいと思います。

Instagram

ここ数年、若者のあいだで爆発的な人気を博しているのがInstagramです。Instagramは写真や動画を投稿してコミュニケーションをするSNSで、日本国内での月間アクティブユーザー数は2000万人です。写真や動画なしでは投稿することはできません。

2017年には若者のあいだで「インスタ映え」なるものが流行し、Instagramにアップロードしたくなるようなお洒落な風景や食べ物が多く売れるという社会現象が起こりました。

2012年にFacebookに買収されたことにより、日常的な投稿はInstagramで、仕事やビジネスに関わる投稿はFacebookで、という住み分けが顕著になっています。

それぞれのSNSに応じた運用を

以上、そもそもSNSやソーシャルメディアとは何なのか、また現在日本人が使っているSNSにはどんなものがあるのかを概観しました。

歯科医院内でSNSを運用するとなれば、院内のスタッフの誰かに運用を任せることになるわけですが、SNS運用は以外に手間がかかります。もちろん、テキトーに運用することはできますが、テキトーにやってあなたの医院に勝手にファンが集まってくるほど、簡単なマーケティングではないことも事実です。

歯科医院でSNSを運用するなら、しっかりと担当者を決めて、きっちりと勉強しながら運用をした方が、少ないコストで多くの効果を生み出せると思います。

次回は、「SNS運用に潜む3つの誤解」と題して、SNSを歯科医院で運用するうえで誤解されがちな点や気をつける点などを解説していきます。

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