歯科医師国家試験・歯科医師免許にコミットする

第112回歯科医師国家試験まで、あと1ヶ月を切りました。各大学の6年生も卒業試験が終わりに近づき、国家試験への脇目も振らぬラストスパートに入る時期だと思います。

受験生の方にとっては非常に辛い時期だと思いますが、どんなに本番の出来が悪くても、1ヶ月後にはこの重圧から解放されます。

そのさらに1ヶ月半後、3月18日の14時までは脳を空っぽにして過ごすことができるはずです。いま頑張りましょう。

臨床問題を制覇して領域落ちを防ぐ

歯科医師国家試験においては、必修問題も大切ですが、臨床実地問題も合否に大きく影響します。臨床実地問題を落とさなければ、領域落ちはほとんど防げます

歯科医療SNSの1Dで「臨床実地問題のコツ・解き方」を書いてみた ところ、好評だったので1Dニュースにも掲載します。受験生の皆さん、参考程度にご覧ください。

①とにかく主訴を中心に考える

臨床実地問題の攻略で最も重要なことは「とにかく主訴を見る」ことです。これを常に意識するだけで、自然と解けてくる問題は多いと思います。

問題文を読んでいる時も、画像を見ている時も、選択肢で悩んでいる時も、とにかく主訴を意識する。

実際の臨床においても、患者さんが抱えている主訴を解決することを優先的に考えるべきです。

②迷ったら主訴に戻る

いくら主訴を意識していても、国試出題者は問題文や画像を使って、あの手この手で受験生を惑わしてきます。

少しでも「惑わされた」「情報が多くて迷った」と感じたら、一旦落ち着いて「主訴はなんなのか」というポイントに戻りましょう。

臨床実地問題は、患者さんの課題(主訴)にどう対処するか、という視点で作られている問題が多いです。

③画像を先に見ない、問題文を先に読む

国試受験生は少なくとも6年間(もしくはそれ以上)の時間を勉強に費やしています。勉強をし過ぎて症例画像を見慣れてくると、別冊のページを開いた瞬間に画像を先に見てしまいがちです。

確かに臨床問題のなかには、病理組織画像やエックス線画像だけで診断が容易な問題もあります。

すぐに画像を見たい気持ちはわかりますが、それでは出題者の思うつぼです。それが習慣になってしまうと、問題を解く時に画像の先入観が邪魔をして、正しい選択肢を選べないこともしばしばあります。

重要な情報の多くは、問題文に書いてあります。「画像は文章を補完するもの」程度の認識で別冊を開きましょう。

④文中の情報には必ず意味がある

問題文中に出てくる情報には、必ず何らかの意味があります。検査所見から患者さんのセリフまで、あらゆる情報は無視できるものではありません。

なぜ出題者はこの文言を入れたのか?」という意図を汲み取りながら解いていくことができればベストです。

⑤全くわからなかったら一番カッコイイ選択肢を選ぶ

毎年1問あるかないか程度の頻度で、全然何を言っているのかわからない問題も出題されます。出題者の専門分野・好きな分野を出している可能性があります。

そういう問題はたいてい削除になるので、あまり気にしない(時間を使わない)方が得策です。

5つの選択肢に全く優劣が付けられない時は「一番カッコイイ選択肢」を選ぶという奥義がおすすめです。

見当も付かないのであれば、何を選んでも一緒です。一番カッコイイ選択肢が、最も正答になる可能性が高いです。

歯科医師国家試験のグループに参加しよう

1Dでは、歯科医師国家試験の受験生のための匿名グループがあります。参加すれば、受験生同士の質問や情報交換を閲覧することができます。

第112回歯科医師国家試験まで、あと24日。終わった後にスッキリと笑えるように、最後まで頑張りましょう。

歯科医師国家試験アプリ「1D歯科国試」